真作 最高 オーギュスト・ルノワール 1890年銅版画「浜辺の人物」画寸24×20cm 書籍 ルノアールの人生と作品の挿絵 制作当時の原版を再使用 4157

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★ルノワール 銅版画 「浜辺の人物」★

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■作家・作品詳細


ピエール=オーギュスト・ルノワール
(Pierre-Auguste Renoir)
 1841年2月25日~1919年12月3日
 フランスの印象派の画家。
 後期から作風に変化が現れ始めたので、ポスト印象派の画家の一人
 として挙げられることもある。

 印象派の中でも特に名が知られた同派を代表する巨匠。
 しばしば女性的と直喩される流動的かつ奔放な筆勢や、明瞭で多様な
 色彩、豊潤で官能的な裸婦の表現、揺らめく木漏れ日による人物や
 風景への効果を研究した斑点状の描写など特徴的な表現で数多くの
 作品を制作。

 ルノワールは労働者階級の生まれである為、社会的な向上心が
 強かったと推測されており、パトロンや愛好家の獲得に長け、彼らの
 好みや意向に沿い自身の様式的特色を残しながらも巧みに合わせて
 いったが、根本は田舎的で素朴な姿容や風情が好みであったと
 考えられる。

 長いスランプ期や枯渇時代を経て、リュウマチ性関節炎など病によって
 劇的なほど様式を変化させたことや、画家の生涯における貪欲な
 女性関係も注目すべき点のひとつである。

 作品は風景画や家族・親族・自画像・友人・画家・画商・裸婦など
 身近な人物を始め、パトロンや芸術愛好家、特定のモデルなど人物画が
 多いが、風俗画や神話画、静物画なども手がけており幅広いジャンルを
 描いている。


略歴
 1841年 リモージュで仕立て屋を営む労働者階級一家の7人中6番目の
     子供として生まれる。
 1844年 パリへと移り、1854年から四年間、陶器の絵付師として
     奉公に出て絵の経験を積む。
 1860年 模倣画家として認められルーヴル美術館でルーベンス、
     ブーシェ、フラゴナールなど宮廷絵画(主に18世紀ロココ様式)
     の研究と模写をおこなう。
 1861年 シャルル・グレールの画塾に登録、翌年には国立美術学校へ
     入り絵画を学ぶ。
     またグレールの画塾ではクロード・モネ、アルフレッド・
     シスレー、フレデリック・バジールらバティニョール派
    (後の印象派)と呼ばれる画家たちと知り合い(モネの友人で
     あったカミーユ・ピサロとも知り合う)
     共にフォンテーヌブローの森で作品を制作するほか、数年後に
     崇拝していた写実主義の巨匠ギュスターヴ・クールベとも出会う。

     以後、ロマン主義の巨匠ドラクロワの作品の豊かな色彩に
     影響を受けながら、サロンに作品を出典しだすも、入選と
     落選を繰り返す。
 1868年 カフェ・ゲルボワで印象派の先駆者エドゥアール・マネや
     エドガー・ドガと出会う。
 1870年 普仏戦争(独仏戦争)に召集されるボルドーの第10騎兵部隊に配属。
 1874年 第一回印象派展に参加。
     以後、第二回、第三回には参加するも、第四回と第七回以降は
     不参加。
 1880年 光の効果を重んじ形状の正確性を失った純粋な印象主義に
     疑問を抱き始め、翌年にイタリアへ旅行しルネサンスの巨匠
     ラファエロなどの作品に触れる。
 1884年 カミーユ・コローの研究のためラ・ロシェーヌへ旅行。
     1880年代は古典主義を探求し作風を変化させる。
 1885年 息子ピエールが誕生。
 
 1888年頃 リュウマチ性関節炎や顔面神経痛に襲われる。
     この病によって1880年代の古典主義的な表現から、豊満な
     裸婦画に代表される暖色を用いた豊潤な晩年期の様式へと再変。
 1890年『田舎のダンス(1883年制作)』のモデルを務めたアリーヌ・
     シャリゴと結婚、家庭を築く。
 1890年代 晩年期からは体調がさらに悪化、1911年には車椅子生活を
     余儀なくされるも、痛みに耐えながら最後まで精力的に
     作品制作は続けた。
 1919年 12月3日死去。享年78歳。





★作品タイトル「浜辺の人物」

原画
 タイトル:浜辺の人物
 制作:1890年作品


 本作品はstaille douce (銅版刷り) によって
 sanguine (紅柄色、ブラッドオレンジ)に刷り上げたもの。
 銅版に手でインクをつけ、手でぬぐい、各版それぞれ別個に
 手刷りのプレス機にかけて刷り上げた。

 この銅版画はエッティングで1919年に刊行されたアンブロワーズ・
 ヴォラールの回顧録 「ミュール・オーギュスト・ルノアールの
 人生と作品」と題する書籍の挿絵のために彫られたもの。
 同書は今日ではきわめて希少価のあるものとなっている。

 この銅版は本書の刊行1919年以来、一度も彫られたことがない。
 この銅版画はヴォラールの相続遺族が1919年に彫られた「銅版原版」
 を所有保存していたものを補強し、磨き直しをして刷り上げたもの。


アンブロワーズ・ヴォラール (Ambroise Volland)
 ルノアール、ピカソ、シャガール等に画制作をおこなわせ、
 版画作品を芸術的領域まで引き上げたパイオニア的画商。


☆本作品は真作を保証致します。   万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。   その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。   存命作家の場合は作家本人より、   物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


■サイズ・コンディション、その他


 サイズ

  作品 24cm×20cm
  額縁 55cm×43cm


 コンディション

  作品は良好な状態です。
  額縁は小傷スレ有ります。経年感有ります。


 その他

  作品面に作家版上サイン有り
  額縁裏側に証明シール有り
  黄袋、差し箱有り
  

  見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、  額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
  基本的に額縁は無価値とお考え願います。
  尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。


☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
 真作保証できる作品を真作と表記致します。
 作者自身、又は著作権者等で作成した
 リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
 真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は 
 模写と表記致します。


 上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
 (複製画、オフセット、ポスターなど)


 尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
 存命作家の場合は作家本人より、
 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

 全ての出品作品に於いてご相談致します。
 お気軽にお尋ね下さい。




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